老犬とポラロイド

いつまでも続いてほしい、でも決して長くはない、老いゆく愛犬との大切な日々。

<74> 老犬にうれしい「6 in 1」食品と甘酒ドリンク♪

 ほんとうにうれしく、ありがたいことに、マインは高齢になってもよく食べる。

 だが、食べやすそうな様子を優先して水分を増やしていると、ごはんはどんどんスープ化して、実質的に食べられる量が減ってきてしまった。

 食べさせたいものを全部食べさせるのは難しいなあ……と思っていたところ、とてもいいものを見つけた。

 「黒ごま黒豆きな粉」(山本漢方製薬)である。

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人間がきなこ餅にして無駄にぺたぺたつけても許されるくらいたくさん入ってます♪

 

 じつは最初は「黒豆のきな粉があるらしい」と聞いて探していた。黒豆は食べさせたいが、量を食べさせられないのが悩みだった。粉になっていれば効率がいい。

 若いころは太ってはいけないと、キャベツやキノコを足して「かさ増し」に苦労したものだが、老犬に必要なのは「かさ減らし」である。やせていくのはできるだけ食い止めたい。

 そうしてアマゾンで見つけたこの商品は、黒豆のきな粉どころか、きな粉、丹波の黒豆、セサミンを豊富に含むリグナン黒ゴマ、発芽黒米、豆乳、貝カルシウムと、なんと6種類が入っている。

 生きる力を蓄えているという「腎」を強くする黒食材が3種類!漢方製薬会社が作っているのも、なんとなく安心感があるし、価格も、飼い主も遠慮なく食べていいほど良心的。

 早速購入して、ヨーグルトに混ぜて食べてみるとなかなかおいしい。マインにも食べさせてみると、結構気に入った様子。おやつでこれだけ栄養が摂れるのはうれしい。

 

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 このおやつはその後さらにグレードアップ(!)した。

 きっかけは、マインがある日、調子を崩したことだ。 ずっと痰がからんでいるようで、呼吸が浅く、早い。ごはんを食べない(=絶対におかしい)。

 ちょうど星野先生の往診の日だったので診ていただくと、動物病院に行ってレントゲンを撮ることを勧められた。肺炎を疑われたらしい。

 いつもとは違う先生の声のトーンに、私も急いでかかりつけへ。動物病院の先生もマインの様子を見るなり、肺炎をまず考えられたようだった。

 だが、レントゲンを撮ってもらうと、肺には全く問題なし(白いところなどどこにもない)。念のため、血液検査もしてくださったが、肺炎であれば上昇するはずの白血球数もCRPも問題なし。

 結局、動物病院では薬も処方されず、そのまま帰ってきた。

 そのことを星野先生に報告すると、「肺炎でなくてよかった」と言っていただくと同時に、今の症状に対しては、「腎」と「肺」の養生をするようにというアドバイスをいただいた。

 具体的には棒灸を、普段からやっている「腎兪」のツボ(腰のあたり)に加えて、「肺兪」のツボ(肩甲骨の間あたり)にもすること。部屋はあたたかくしてしっかり加湿すること。肺を潤す食べもの、例えば甘酒や梨を食べさせること。

 そこで「甘酒」と聞いて思いついたのが、「黒ごま黒豆きな粉」を混ぜることだった。これで「腎」と「肺」の両方にいい食品が一気に摂れるはず!

 なお、こういうところでどんどん足してしまうのが私の癖で、「甘酒」+「ヨーグルト」+「黒ごま黒豆きな粉」+「マヌカハニー」にしてみた。ハチミツも肺を潤すと聞いたことがある。

 

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これで甘酒、ヨーグルト、それぞれ大さじ1くらい。

 

 やってみると、これがまたおいしい。マインにもヨーグルトだけと混ぜたのより大受け。ごくごく、れろれろ飲んでくれた。

 幸い、マインは翌々日にはほぼ復活。

 この「腎肺サポート甘酒ドリンク」は目下、おやつとして定番化。秋は乾燥に注意が必要らしいので続けようと思う。飼い主としては、一緒に飲めるのがまたうれしい。

 

 まちゃん、甘くておいしいね!

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わけてあげるね!(かわいいベビー用スタイはおともだちからのプレゼント!)

 

 ありがとー!喜んでお相伴にあずかるねー!!

 

 


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