老犬とポラロイド

いつまでも続いてほしい、でも決して長くはない、老いゆく愛犬との大切な日々。

<62> 今年もいっぱい歩こうね♪

 年末、マインは左目をしょぼしょぼさせていた。目が開きにくい感じ。よくあることだが老犬には一大事。幸い、かつてよく行っていた動物病院がまだ開いていたので、とにかく連れていった。

 検査の結果、傷がついているということもなく、眼圧も普通ということで、診断は単純な結膜炎。抗生剤を1週間分出してもらった。

 普通であれば目薬なのだろうが、マインが全力で抵抗するのを知っている先生は無理なことは言わない。まあ、逆に、それほどの緊急性はないと思うことにする。

 ただの結膜炎といっても、老犬+目薬なしでは、治るまでに1週間以上かかった。ようやく両目が開いて一安心。控えめにしていた散歩も少しずつ元に戻した。

 マインはとにかく歩くことにこだわる。無理をさせてはいけないと最近は途中で様子を見て抱っこするのだが、マインはすぐに私の手のひらで足をフミフミして、自分で歩くアピールをする。

 老犬になってからはそういう時、小さな声でミイミイ、フギャフギャ言うようになった。そこで下ろしたからといってスタスタ歩くわけではないが、マインにとっては自分で歩くことが大事なのだろう。マインの矜持なのだ。

 今日は久しぶりにちょっと遠い森林公園へ。家の周りはアスファルトの道ばかりなので、脳の刺激のためにも、葉っぱや土のあるところにはなるべく連れていきたい。

 マインもやはり楽しんだようだった。

 

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落ち葉のたまっているところに入って固まったり……(≧▽≦)

 

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鼻に葉っぱくっつけたり……(≧▽≦)

 

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いまいちしょぼい落ち葉のブローチぶら下げてても……(≧▽≦)

 

 まちゃんがゴキゲンちゃんならよかったよかった。

 今年もいっぱい散歩しようね。いろんなところ、一緒に歩くんだよ。ずっとだよ。

 

 


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