老犬とポラロイド

いつまでも続いてほしい、でも決して長くはない、老いゆく愛犬との大切な日々。

<57> 老犬と散歩をする楽しみ

 マインは毎日散歩に行く。ある一時期、距離が短くなったことがあったが、歩ける時は歩かせていると、また距離が長くなってきた。朝と夜、それぞれ30分から40分ぐらい、ゆっくりゆっくり歩く。止まったら抱っこしようと思うのだが、止まることはないので、そのまま歩かせている。

 最近、このペースをとても心地よく感じている。もともと私は散歩が好きなのだけれど、このペースで歩けるのは老犬連れの特権。私ひとりだったら、ゆっくり歩くといってもここまでゆっくりにはできなかっただろう。

 マインと一緒に歩いていると、いろんなものが見えて、いろんな音が聞こえる。夜の散歩では虫の鳴き声が12小節くらい聴ける。 このままずっと歩いていたいなとふと思う。どこまでも、いつまでも。

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銀杏の中でもペース変わらず (^_^;)

 

 と、私はまたおきまりのメソメソモードに入りそうになるのだが、そんな私に喝を入れるように、マインは時々全力疾走をする。鍼灸をしていただいている星野先生からも「マインちゃんはアスリートね」とのお墨付きだ。最近どうも膝が痛い私はマインに「トレーニングしなさい」と言われている気になる。  

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アスリートと呼んでね♪

 

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 まちゃん、いつもありがとう。あなたはいろんなことを教えてくれるよ。 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。
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